DN-MP500のお話

お久しぶりです。
すっかり、このブログなんて、もういらねぇんじゃ?と
自分でも思ったりしている赤ざくでございます。

さて、今日は子ども子育て新システムの話は、とりあえず置いておいてw

先日、購入したDN-MP500のお話でもしようかと思います。
おい、全然ジャンルが違うじゃねぇかと思った貴方!

正解です。


さて、DN-MP500とはなんぞや?
色々な言われかたがあるみたいですが、マルチメディアプレイヤーです。
ネットワークプレイヤーとも言われるジャンルの家電ですかね。
普通に生活していると絶対に使わないだろ!と思われる物体です。

Divxという名をご存知でしょうか?
詳しい説明は、省くとして(省くのかw
DVDやBDなどの動画を、圧縮して小さくしPCなどで扱いやすくするための
コーデックで、一昔前に一世を風靡しました。
そのDivxコーデックで作られた動画は、PCでしか観ることが出来ませんでした。

そういった種類のファイルを、PCなしで再生するためのプレイヤーが、マルチメディアプレイヤーです。
PS3なんかも、こういった機能があるとかないとか…?持ってないから分かりません。
今では、マルチメディアの名のごとく、mp4やFLV、DVDのISO、mp3などの音楽ファイルも再生可能です。

で、DN-MP500ですが、とってもとっても怪しいプレイヤー。
OEMだか、ODMだかで、形は違えど中身は同じものが
世にいっぱい出てるらしく、DN-MP500用ではないファーム(OSみたいなもの)も
インストールできちゃったりして、色々と楽しそうだ!というので買ってみました。

前置きながっ! ちなみに、上海問屋で7999円でした。

で、今回の主題は、このDN-MP500の改造です。
月並みですが、自己責任でお願いします。
2chのスレなんかでも話題が沢山出てるのですが、いかんせん物が古いので
情報が意外と少ない…(マニアックな製品だから…?)

http://motor.geocities.yahoo.co.jp/gl/shrine1580/comment/20110123/1295721442
こちらのブログの改造とホーム画面の変更等々をやってみました。

まずは、準備。
最初に話したとおり、DN-MP500は、兄弟というか双子というか
そんなプレイヤーが沢山あります。上のブログの差分を適用するために
ZP-500Aというプレイヤーの最新ファーム1.9.9をダウンロード。
ttp://www.i-bt.com.tw/ZP-500A.html
読めねぇよ!と思った人は、こちらをどうぞ。
ttp://www.i-bt.com.tw/download/ZP-500A/ZP-500A_1.99.rar

これを解凍して出来る「install.img」が、改造ファーム作りの基礎になります。

次は、DN-MP500についてあれこれより差分ファイルをDLします。
こちらは、勝手に直リン貼るとあれなので探してください。

差分ファイルを解凍すると、「squashfs.udm」というファイルが出てきます。

まだまだ先は長いです。

今度は、この差分ファイルを「install.img」に適用します。
まずは、「install.img」を、「install.tar」にファイル名を変更します。
拡張子変えるとなんちゃら~と出ますが、無視。

変更すると、「install.tar」が解凍出来るようになります。
解凍アプリはなんでもOKです。(7-zipやlhazとかかな?)
解凍すると、


といった具合でファイルが出てきます。
この中のPage1フォルダの中に、「squashfs.img」があります。
これに差分ファイルを適用します。
適用するためには、http://product.lameije.co.jp/udmtool.htmlが必要になります。
こちらから、udm差分ファイル作成ツール(個人利用はフリー)をDLして
インストールし、
スタートメニュー → udm差分ファイル作成ツール → 差分適用ツール
最初にDLした「squashfs.udm」を選択し、「squashfs.img」があるフォルダを指定します。

しばしまつと、適用完了します。

ここまで来たら、後は楽。

出来上がった「squashfs.img」をinstallフォルダのPage1にぶち込み。
installフォルダを、tarで圧縮。
※ この時、フォルダを圧縮すると失敗します。フォルダの中のファイルを選択して
圧縮してください。(二重フォルダになってしまいインストールに失敗する)
出来上がった「install.tar」を、「install.img」に変え、DN-MP500にインストールで完成!!




のはずだったのですが…






変わらない。日本語メニューになるはずなのに、変わらない。
ファイル名が長くなるはずなのに、変わらない…ここからが戦いでした。

何度やっても、差分が適応したimgを該当スレッドから漁って、インストールしてみても
何しても変わらない…

(´ε`;)ウーン…なぜだ…?


ふと、本体のinfoを観ていると、NANDフラッシュという文字が目に止まる…
ん?確かDN-MP500って、NORフラッシュじゃなかったっけ…?

もしかして…


そう、なんでだか理由は分からんのですが、NANDフラッシュなんです。
色々とファーム入れてる途中でおかしくなったとかありそうですが
NORフラッシュとNANDフラッシュじゃ、物理的に違うよなぁ…なんでだろ?
最近のモデルはそうなのかな…?

という訳で、ひらめきました。
Page1フォルダはNOR用、Page2フォルダはNAND用という記述があったので
なら、改造した「squashfs.img」をPage2フォルダにぶち込めば良いじゃないか?
これでいける!!



…ダメです。サイズが全然違う…



ええい、じゃあ、改造した「squashfs.img」の中身を、Page2フォルダの「squashfs.img」に上書きしてしまえ!!





……出来ちゃったよ…改造ファーム動いてるよ…




やり方は、こちら。

「squashfs.img」の中身抽出方法は
http://switchhander.blog119.fc2.com/blog-category-24.html
こちらの手順を参考にさせてもらいました。
要するにsquashfs_tools-3.0ってのを入手して
「unsquashfs.exe」ってのに、「squashfs.img」 D&Dで中身出ます。

「squashfs-root」ってフォルダが、中身です。

次に、「install.tar」を解凍して出来たフォルダ → Page2フォルダ
にある「squashfs.img」を解凍します。
同じように「squashfs-root」が出来るので、先ほど解凍した改造「squashfs-root」を
このフォルダに上書きしちゃいます。

次は、「squashfs.img」に戻す作業です。

TARに圧縮して、リネーム…じゃダメらしいです。
squashfs_tools-3.0の中にある「mksquashfs.exe」を使います。
こちら、コマンドプロントで、該当フォルダまでcdして
mksquashfs squashfs-root squashfs1.img
と入力すれば、「squashfs.img」が生成されます。

後は、「squashfs.img」をPage2フォルダにぶち込んで、「install.img」を
作って、インストールすれば…

インストール後のメニューが日本語になっていれば、成功です。


色々と調べた結果、この手順でインストール出来ましたが
普通はすんなりと行くのかなぁ…?

同じように困ってる人が居たら、試してみるのも良いかもしれませんが

自己責任でお願いします。
この方法試したら、壊れたぞ、このやろう!と言われても
すべて、自己責任で行なってくださいね。
間違っても、メーカーに問い合わせとかしないようにねっ!

はぁ、疲れた…
スクリーンショット撮ってやれば良かったな…

0 コメント:

コメントを投稿